自然由来のにおいに対する生理反応への遺伝と環境の影響
【研究分野】応用人類学
【研究キーワード】
嗅覚 / 生理応答 / 近赤外分光分析法 / 心拍変動性 / 嗅覚刺激 / 遺伝と環境 / 近赤外外分光分析法 / 心拍数 / 唾液アミラーゼ / 乳児
【研究成果の概要】
生後1~3ヶ月の乳児を被験者とし,自然由来のにおいに対する生理応答を測定した。脳活動はにおい呈示により上昇する傾向があったが,対照でも上昇が認められ今後に課題が残った。心拍数はα-ピネンのにおい呈示により低下する傾向が認められた。対照とその他のにおいでは心拍数の低下は認められなかった。交感神経系活動,副交感神経系活動,唾液アミラーゼ活性についてはにおい間の差異,時間的な変化のどちらも認められなかった。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】2,930千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 330千円)