[Discovery Saga Top]
[Saga Next]
[無料公開版Discovery Saga]
[Discovery Sagaプレミアムご案内]
[早稲田大学研究Discovery Saga]
[産学連携のご案内]
[Saga Concept]
[会社概要]
[お問い合わせ]
Dis
cov
er
y
Sa
ga
詳細表示
研究者リスト表示
ダウンロード(UTF-8 txt)
系統Saga
系統
に関するサイレントキーワード
形態小変異
が含まれる科研費採択研究2件
系統
に関するサイレントキーワード
形態小変異
が含まれる科研費採択研究 2件
形態と遺伝子から解明する近世アイヌ集団の起源と成立史
【研究分野】自然人類学
【研究領域課題番号】
22370088 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
アイヌ / DNA分析 / 形質人類学 /
系統
/ 成立史 / 近世アイヌ / ミトコンドリアDNA /
系統
分析 /
形態小変異
/ 古代DNA分析
【研究成果の概要】
近世アイヌ人骨122体を対象としてDNAを抽出し、ミトコンドリアDNAの解析を行った。最終的に100体からDNA情報を取得し、アイヌ集団の成立の歴史の解明を試みた。解析の結果は、北海道のアイヌ集団は在来の縄文人の集団にオホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成されたというシナリオを支持した。また同時に行った頭蓋
形態小変異
の研究でも、アイヌは北海道の祖先集団に由来するものの、オホーツク人との間の遺伝的な交流を持っていた可能性が示された。
【研究代表者】
篠田 謙一 独立行政法人国立科学博物館 人類研究部 グループ長
(Kakenデータベース)
【研究分担者】
安達 登
山梨大学
医学工学総合研究部
教授
(Kakenデータベース)
百々 幸雄
東北大学
医学研究科
客員教授
(Kakenデータベース)
梅津 和夫
山形大学
医学部
准教授
(Kakenデータベース)
近藤 修
東京大学
理学研究科
准教授
(Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
南西諸島人骨格の人類学的再検討
【研究分野】人類学(含生理人類学)
【研究領域課題番号】
05640805 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
頭蓋 / 計測 /
形態小変異
/ 顔面平坦度 / 琉球 / アイヌ /
系統
/ 形質人類学 / 南西諸島
【研究成果の概要】
1.奄美諸島住人の頭蓋140例、沖縄本島122例、先島諸島63例について、計測的、非計測的特徴を調査した。
2.顔面平坦度計測の結果から、沖縄本島人が予想以上に顔面が平坦であることが明らかになった。
3.沖縄本島人の顔面の平坦性は渡来系弥生人、古墳人とほぼ同様で、顔面の立体的なアイヌや縄文人とは著しく異なっていた。
4.したがって、従来の伝統的計測法による結果のみをもって、琉球・アイヌ同系説を議論することがいかに危険であるかを指摘した。
5.頭蓋の非計測的特徴の出現パターンも、沖縄、奄美諸島人はアイヌや縄文人と明らかに異なり、むしろ本土の日本人や中国人と近いことが明らかになった。
6.我々の今回の結果だけから、琉球・アイヌ同系説を否定してしまうのもまだデータ不足と思われ、例数がまだ100例に満たない先島諸島を中心に、今後も調査を継続することで共同研究者と意見が一致した。
【研究代表者】
百々 幸雄 東北大学 医学部 教授
(Kakenデータベース)
【研究分担者】
土肥 直美
琉球大学
医学部
助教授
(Kakenデータベース)
近藤 修
札幌医科大学
医学部
助手
(Kakenデータベース)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1994
【配分額】1,400千円 (直接経費: 1,400千円)