縄文・弥生社会の人口シミュレーションと文化変化モデルの構築
【研究分野】考古学
【研究キーワード】
縄文時代 / 弥生時代 / 人口動態 / 文化変化 / シミュレーション / 古環境 / 形態分析 / 遺跡データベース / 地理情報システム / 古環境復元 / 縄文 / 弥生
【研究成果の概要】
遺跡のデータベース化を行い、それに基づく分析から、西日本の縄文~弥生時代の居住様式変化の実態、岡山県の弥生~古墳時代における人口推移のプロセスと社会の複雑化との関係、関東・中部地方の弥生時代についての人口推定方法の問題点等を明らかにした。生活様式に関する情報の少ない中国地方については、発掘調査によって新たな資料を得た。
縄文土器片の形状を定量的記述方法を用いて分析し、年代差を表す変異とそうでない変異があること、後期前葉と中葉の間で土器の構造に大きな差異があることを示した。
人口動態と文化変化に関するシミュレーション・プログラムを開発し、両者の関係を検討した。シミュレーションはWebで公開した。
【研究代表者】