両生類で発見された新たな胚体起源に由来する骨髄球の性状と発生意義
【研究分野】発生生物学
【研究キーワード】
胚血球 / 骨髄球 / 中腎 / ミエロペルオキシダーゼ / 肝臓 / 起源 / 抗体 / トランスジェニックカエル / 両生類 / アフリカツメガエル / 血球幹細胞 / AGM領域 / 尾部 / 発生・分化 / 血球
【研究成果の概要】
本研究では、アフリカツメガエル初期幼生の中腎原基に集積する骨髄球の胚体起源、性状解析を、主に免疫組織学的手法を用いておこなった。その結果、これらの細胞は、これまでに血球の由来としては報告のない、尾芽胚尾部に由来していることが明らかになった。次に、骨髄球に特異的に発現する遺伝子mpoのエンハンサーを同定し、骨髄球特異的にGFPを発現するカエル個体を作成した。これにより生細胞において骨髄球を可視化することに初めて成功した。また成体末梢血の白血球の分画化の方法を確立した。最後に、ツメガエル卵母細胞特異的な発現を担う転写制御のしくみを、hb4遺伝子を用いて解明した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
加藤 尚志 | 早稲田大学 | 教育・総合科学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
杉本 健吉 | |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)