tRNA動態に依存した細胞周期制御機構の解明
【研究分野】応用生物化学
【研究キーワード】
微生物 / マイクロアレイ / 発現制御 / tRNA
【研究成果の概要】
tRNAの動態に依存した細胞周期停止機構の解明を目的とし、出芽酵母において、リボヌクレアーゼを用いてtRNAを人工的にノックダウンし、解析を行った。当初目的とした分子機構の解明には至らなかったが、切断されたtRNAが、tRNAスプライシング機構を介して修復される可能性などの有意義な情報が得られた。また、ストレスに応答してtRNAを切断するRNaseであるRny1pの細胞周期停止機構を明らかにするために、Rny1pの活性化に応答して発現変動する遺伝子を、DNAマイクロアレイにより解析した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)