大進化の分子機構の解明
【研究分野】進化生物学
【研究キーワード】
大進化 / 転移因子 / レトロポゾン / 闘魚 / 戦い / RNA-seq / シンクロナイズ / ベタ / SINE / Wint5a / 二次口蓋 / 同調 / エンハンサー / WGCNA / RNA発現 / マウス / 哺乳類 / 進化
【研究成果の概要】
基盤研究B「大進化の分子機構の解明」は大きく分けて二つから成り立っている。一つは進化の過程でゲノムに挿入される転移因子の大進化における寄与である。我々は二次口蓋を作るWint5aのエンハンサーが、三つの転移因子によって構成されていること、三つのうちのそれぞれの転移因子は進化の特定の異なった時期に挿入され、独自の機能を持ったということを証明した。
もう一つは戦いとは何か、という問題である。これは強いボスに率いられた率いられた集団は生き残りやすいという重要な行動である。我々は闘魚を材料に戦いを分析した結果、対戦相手同士の脳内の転写産物が戦うことによって同調するという非常に面白い現象を見出した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
西原 秀典 | 東京工業大学 | 生命理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
二階堂 雅人 | 東京工業大学 | 生命理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
二階堂 雅人 | 東京工業大学 | 生命理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)