両生類胚の腹部血島の分化にかかわる新たな因子の同定と解析
【研究分野】発生生物学
【研究キーワード】
器官形成 / 脊椎動物 / 骨髄球 / ゼノパス / BMP / Wnt / 転写制御 / モルフォリノ / 起源
【研究成果の概要】
本研究では、アフリカツメガエル胚で発見された新規制御因子ValおよびRddの生理学的・生化学的な解析をおこなった。核局在因子であるValについては、様々な欠損変異体を作製し、それぞれの生理活性と核局在性を調べた。また分泌因子Rddの胚体内での局在性を調べ、この因子が血管内皮細胞の分化と密接なかかわりを持っていることを示した。さらに、骨髄球の2つの胚体内起源とそれらの分化制御のしくみを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
加藤 尚志 | 早稲田大学 | 教育・総合科学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)