栄養応答におけるマイクロRNAの役割を探る
【研究分野】食品科学
【研究キーワード】
マイクロRNA / アミノ酸 / タンパク質栄養 / 遺伝子発現 / ロイシン / マイクロアレイ / アミノ酸欠乏 / HepG2 / miRNA / グルコース / DNAマイクロアレイ
【研究成果の概要】
マイクロRNA(miRNA)は、タンパク質に翻訳されない小さなRNAであり、様々なmRNAに作用して遺伝子の発現を制御する。栄養条件の変化により量が変わるmiRNAを探索する目的で、アミノ酸のひとつロイシン欠乏に応答するmiRNAをDNAマイクロアレイにより調べたところ、miR-149*の増加に着目した。また、低タンパク質食に応答するmiR-203の量を培養細胞において人工的に増減させたところ、その標的遺伝子としてNaa50というガンや細胞増殖に関わる因子を見出した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)