菌体内脂肪酸アルデヒド定量法を用いたアルカン生産に特化した大腸菌の創製
【研究分野】応用生物化学
【研究キーワード】
タンパク質 / 進化分子工学 / バイオエネルギー / アルカン合成酵素 / アルカン合成関連酵素 / ハイスループットスクリーニング / アルカン生合成 / 遺伝子破壊株ライブラリ / アシルACP還元酵素 / アルデヒド脱ホルミル化酵素 / アシルACP / バクテリアルシフェラーゼ / 脂肪酸アルデヒド
【研究成果の概要】
大腸菌によるアルカン生産を実用化するには、高活性アルカン合成酵素群(AARとAD)の探索、基質供給を増強した代謝系、競合する遺伝子群の破壊が必要である。そこで、様々なラン藻由来のAARとADの活性比較を行い、最も高い活性を示すAARとADを同定した。また、菌体内アルデヒド生成量に応じて発光する大腸菌と化学発光撮影装置を用いて、1000種を超える変異体AARライブラリの細胞内アルカン生成量(AAR活性)をリアルタイムに評価できる系を構築に成功した。本手法により大腸菌ランダム遺伝子破壊株ライブラリから、AARの基質供給を増強し、アルカン生成と競合する遺伝子破壊株の高速スクリーニングが可能となった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)