脳細胞カルシウムシグナルの空間的分離とデコーディング
【研究分野】生物物理学
【研究キーワード】
カルシウムイメージング / カルシウムシグナル / 細胞 / アストロサイト / カルシウムチャネル / 新規カルシウムセンサー / 高感度 / 高解像度 / カルシウム / 神経細胞 / グリア細胞 / イメージング / プローブ開発 / マルチカラーイメージング / AMPA受容体 / 遺伝子コード型カルシウムセンサー / 神経 / シナプス可塑性
【研究成果の概要】
生物はCa2+を伝達物質として用いて、多様な生理機能の誘導を可能にしている。しかし、Ca2+がどのように多様な情報をエンコードしているかについては、未解明の点が多い。我々は、「local Ca2+センサー」を作成し、従来法では判別できなかったCa2+シグナルの由来を特定し、Ca2+シグナルの多様性を記述するためのlocal Ca2+センサーを開発した。このlocal Ca2+センサーを利用して脳の制御を担うグリア細胞アストロサイトの自発的Ca2+シグナルを解析し、海馬アストロサイトのCa2+恒常性を維持するメカニズムを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)