テロメア反応トランスアクションの研究
【研究分野】分子生物学
【研究キーワード】
テロメア / DNA複製 / 相同性DNA組換え / リボソームDNA / CST複合体 / rDNA / 複製フォーク停止 / DNA相同組換え / 遺伝的不安定性 / 遺伝学 / stn1 / 温度感受性株 / 複製フォーク / サブテロメア / 塩基除去修復 / 8オキソグアニン
【研究成果の概要】
CST複合体はCtc1, Stn1, Ten1の三因子からなる一本鎖DNA結合蛋白質複合体である。本複合体は出芽酵母、分裂酵母から哺乳類、植物まで保存されているが、その詳細な機能については不明な点が多かった。分裂酵母において同複合体は生存に必須であるが、本研究において我々は、先ず分裂酵母Stn1をコードするstn1遺伝子の温度感受性変異株stn1-1を取得した。次にstn1-1を許容温度、半許容温度、非許容温度において本複合体機能を低下させたときに、サブテロメアおよびリボソームRNA遺伝子における複製フォークの進行に必要なことを明らかにした。
【研究代表者】