可溶性交互共重合ポリイミドを用いる有機電子材料の開発
【研究分野】機能材料・デバイス
【研究キーワード】
高分子合成 / 高分子構造・物性 / 先端機能デバイス / 誘電性材料 / 電気・電子材料 / ポリイミド / 有機トランジスタ / 有機EL
【研究成果の概要】
位置特異的反応性をもち, 可溶性交互共重合ポリイミドのone pot合成が可能な脂環式二酸無水物Danを用いて, 有機エレクトロニクス材料を志向した交互共重合ポリイミドの開発を行った。有機EL材料開発にむけた研究では, 精製の困難さやポリマーの低溶解性などの理由から, 期間内に目的ポリイミドの合成を達成できなかった。一方, 有機トランジスタ用ゲート絶縁材料に適用する研究では, 交互共重合ポリイミドを用いた素子がランダム共重合体を用いたものと比較して有意に大きなキャリア移動度を示した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
高山 俊雄 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 技術専門職員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)