木質バイオマスを原料とする高機能性プラスチックの開発
【研究分野】グリーン・環境化学
【研究キーワード】
バイオベース / 動的架橋 / 修復性ポリマー / 形状記憶ポリマ― / フラン誘導体 / バイオベースポリマー / フランポリマー / 可逆架橋 / 自己修復 / 動的結合 / 形状記憶
【研究成果の概要】
バイオマスを原料として生産可能なフランジオールをジカルボン酸とともにポリエステル化し、フラン/マレイミド間の熱可逆反応により架橋して得られるネットワークポリマーの高機能/高性能化を検討した。フランポリエステルの共重合化と5種類の架橋剤の利用により、剛性材料から延性材料まで、バリエーションに富んだ有用材料群を得た。また、書き換え可能な多形状記憶樹脂の加工法を開発するとともに、ガラス転移温度と修復性の関係に着目して、50℃という穏やかな加熱で20 MPaを超える破断強度を回復できる材料を開発した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
清野 秀岳 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)