動的ポリマーブラシの形成ダイナミクス
【研究分野】高分子・繊維材料
【研究キーワード】
ポリマーブラシ / 自己組織化 / ブロックコポリマー / 水界面 / 高分子構造・物性 / ナノ材料 / 表面・界面物性 / 界面 / QCM / 中性子反射率
【研究成果の概要】
動的ポリマーブラシは、NRでは追跡の困難な短い時間スケールで形成することが予想されるため、時間分解能が高く、高感度の測定が可能なQuartz CrystalResonator (QCR)により、水/ポリマー界面での動的ポリマーブラシ形成を追跡した。水中での水晶発振の複素周波数変化は、動的ポリマーブラシの粘度に敏感であり、低濃度から急激に増加する性質を示すため、動的ポリマーブラシの生成をより高感度に測定できた。その結果、生え変わりの時間は数十秒かそれ以下で起こり、極めて速い修復が行われることが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)