放線菌由来生体分子を用いた非対称ポリベンズオキサゾール液晶材料の創出
【研究分野】高分子・繊維材料
【研究キーワード】
バイオプラスチック / 生体分子 / PBO / 液晶 / 重縮合 / 放線菌 / 高分子合成 / ヘテロ環 / 新機能材料 / 高耐熱材料 / 液晶高分子 / 成形材料 / 脱水縮合 / アゾメチン / 光学活性
【研究成果の概要】
持続可能社会構築には欠かせないバイオプラスチックの分野において高耐熱性バイオ高分子を開発することは必須の課題である。本研究では放線菌の作る3-アミノ-4-ヒドロキシ安息香酸(34AHBA)とその誘導体を出発物質とし、高耐熱性を効率よく誘導するベンズオキサゾール構造の剛直高分子を合成した。具体的には、34AHBAの酸化体である3-アミノ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(34AHBAL)からポリベンズオキサゾール(PBO)のモノマーであるヒドロキシアミンを合成した。さらに、バイオ由来の芳香族ジカルボン酸と重縮合することで耐熱温度のPBOフィルムや液晶機能を示すPBOを合成した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
大西 康夫 | 東京大学 | 大学院・農学生命科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)