芳香族ポリアミドのN-アルキル化によるらせん構造の形成とらせんセンスの誘起
【研究分野】高分子・繊維材料
【研究キーワード】
全芳香族ポリアミド / らせん / 分子不斉 / 液晶 / 量子化学計算 / 全芳香族ポリイミド / らせん構造 / 超分子分極率 / シミュレーション
【研究成果の概要】
密度汎関数法計算による研究の結果、N-アルキル芳香族体のシス体がトランス体より安定になるのは、N-アルキル化による不安定化がトランス体の方が大きくなるためであることが分かった.また、N-アルキル化芳香族ジアミド、トリアミド化合物のほとんどが、分子不斉を示す可能性が高いことが明らかとなった.高分子オリゴマーでは2つの異なるらせん構造がほぼ等エネルギーで存在する可能性が示された.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
渡辺 順次 | 東京工業大学 | 大学院・理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
戸木田 雅利 | 東京工業大学 | 大学院・理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)