透明酸化物の微細構造における量子物性の開拓
【研究分野】機能材料・デバイス
【研究キーワード】
電子・磁気デバイス / 量子エレクトロニクス / 二次元電子ガス / 量子ホール効果 / 超伝導 / 電界効果トランジスタ / 二次元電子 / 半導体ナノ構造 / 量子効果 / 酸化物半導体 / 電子デバイス
【研究成果の概要】
環境にやさしい透明酸化物半導体を用いてクリーンな二次元電子系を作りだし,電界効果超伝導スイッチングや分数量子ホール効果の観測に成功した.これらは量子化された複合粒子どうしの静電的な相互作用に基づく現象であり,革新的コンピュータの基盤となり得るものである.本研究で用いた材料は,従来の半導体に比べて電子間の相互作用が強い.本研究の延長にさらにエキゾチックな物性が発現することが期待される.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】26,130千円 (直接経費: 20,100千円、間接経費: 6,030千円)