3Dプリンタを用いた三相界面の微細構造作製による固体電解質形燃料電池の性能向上
【研究分野】熱工学
【研究キーワード】
高分散 / 粘性係数 / 溶媒 / インクジェット / 高濃度 / サテライト / 分散剤 / 燃料電池 / 3Dプリンター
【研究成果の概要】
固体電解質形燃料電池において,ネットワークの断裂しない理想的な三相界面の立体的な微細構造を3Dプリンタによって形成すべく,電極,電解質および焼成後に空隙を形成させるための空隙補填剤の三種類のインクジェット用インクを,ノズルからの吐出性と高速な積層体形成の観点から,高濃度,高分散,粘性係数を評価関数として最適化されるように主剤となる溶質,溶媒,分散剤等の種類,濃度および配合比を調整した結果,25μm程度のピッチで完全なネットワークを確保した複数層の三相界面の形成に成功した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
中垣 隆雄 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
梅津 信二郎 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究協力者】 |
岡根 利光 | 産業技術総合研究所 |
|
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)