実時間発展形式の分子理論の開発および非平衡過程への実践的応用
【研究分野】物理化学
【研究キーワード】
RT-TDDFT法 / 電子・核軌道理論 / 非定常状態 / 非平衡状態 / 量子化学計算 / DC-DFTB-MDシミュレーション / Liイオン電池 / 表面電解質膜 / CO2分離・回収法 / アミン吸収反応
【研究成果の概要】
本研究では、ガウス型軌道(GTO)基底を用いた実時間発展形式-時間依存密度汎関数理論(RT-TDDFT)の計算手法を開発した。特に、高次の非線形過程にも対応した一般式を導出し、また、原子核の時間発展も考慮した定式化も行った。さらに、単に理論・プログラム開発だけでなく、高次の非線形励起過程や励起状態の超高速な緩和過程についても理論的に解明した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
斉藤 真司 | 分子科学研究所 | 理論・計算分子科学研究領域 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,510千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 510千円)