分子動力学法によるナノチューブカイラリティ制御触媒金属微粒子の最適構造設計
【研究分野】熱工学
【研究キーワード】
ナノチューブ・フラーレン / 分子動力学法 / ナノ材料 / 国際研究者交流:イギリス / ベルギー / フランス / 国際研究者交流 / イギリス:ベルギー:フランス / イギリス:ベルギー / イギリス
【研究成果の概要】
本研究では,単層カーボンナノチューブ(SWNT)の触媒金属微粒子内の結晶方位分布がカイラリティ決定に与える影響を解明することを目的とし,グラファイト・金属稠密面相互作用エネルギーの方位関係依存性についての系統的な計算より,六員環中心とNi(111)最表面原子が同軸のエピタキシャル構造が特異的に安定とあることを明らかにした.また,分子動力学(MD)・モンテカルロ(MC)ハイブリッド法計算により,カイラリティが特定できるキャップ構造生成過程を実現した.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】26,130千円 (直接経費: 20,100千円、間接経費: 6,030千円)