アジア・アフリカ地域における沿岸災害脆弱性変容の調査
【研究分野】水工学
【研究キーワード】
津波 / 高潮 / 途上国 / 環境変動 / 減災 / 沿岸災害 / 国際研究者交流 / 高波 / 沿岸域 / イラン / チリ / スリランカ / 被災機構
【研究成果の概要】
2010年のチリ地震津波、同年のスマトラ島沖地震津波(メンタワイ諸島)、2012年のハリケーン・サンディー高潮(米国ニューヨーク)、2013年の台風ヨランダ高潮(フィリピン国レイテ島)などの海外で発生した沿岸域災害の調査を実施し、被災機構を解明した。近年の沿岸域土地利用の高密度化と輻輳化、さらに高潮の場合には地球気候の変動による台風の巨大化が大きな被害をもたらしていることが解った。
高潮、高波被害の将来予測を行うために、気候モデルに基づいた高潮・高波数値モデルを開発し、インド洋、北太平洋などに適用した。温暖化後の変化について検討し、高潮の規模が拡大する可能性が高いことを指摘した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
三上 貴仁 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【配分額】16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)