3次元不均質構造を取り入れた丸い地球で、大地震に伴う地殻変動・重力変化を見積もる
【研究分野】固体地球惑星物理学
【研究キーワード】
地震 / 測地 / 地殻変動 / 重力 / 余効変動 / 粘弾性 / レオロジー / 有限要素法 / 測地学 / 地震学 / 粘性緩和 / プレート沈み込み帯
【研究成果の概要】
大地震が発生すると、数10年以上も成長し続ける広域的な地殻変動が生じる。我が国のように大地震が繰り返される地域において地殻変動を観測する場合、過去の様々な大地震による変動を正確に見積もって現時点のデータから差し引かなければ、次の地震の発生のための応力がどのように蓄積されているのか分からない。本研究は、人工衛星重力データを利用することで、大地震による広域変動をより正確に見積もる手法を初めて開発した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】2,964千円 (直接経費: 2,280千円、間接経費: 684千円)