ガラス基板上に配向を有するIGZO薄膜の形成メカニズムの解明
【研究分野】薄膜・表面界面物性
【研究キーワード】
in-situ XRD / 結晶化 / 不純物添加 / 界面 / 薄膜 / In-situ XRD / 結晶成長 / 先端機能デバイス / 計算物理 / 半導体物性 / 物性実験
【研究成果の概要】
アモルファスIGZO, IGO, In2O3薄膜の結晶化機構をIn-situ XRDと高分解能TEMによって解明した。10%程度のSnやGaの添加ではIn2O3本来の結晶構造であるビックスバイトに結晶化するが、Zn添加やZn, Gaの供添加の場合はアモルファス構造から層状構造であるホモロガスIZO, IGZO構造になった。TEMによる詳細な構造解析と放射光を利用したin-situ XRDの測定により、アモルファス In2O3薄膜の結晶化過程とその配向、並びに不純物Sn, Ga、Znの添加の影響を調べ、結晶化の活性化エネルギーの変化を定量的に解析しAvramiの式を用いて解釈した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
岡島 敏浩 | 公益財団法人佐賀県地域産業支援センター九州シンクロトロン光研究センター | ビームライングループ | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
賈 軍軍 | 青山学院大学 | 理工学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-10-21 - 2019-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)