中心エンジンから紐解くガンマ線バースト放射機構の根源的解明
【研究分野】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究キーワード】
ガンマ線バースト / ブラックホール / 輻射輸送 / 超新星 / 相対論的ジェット / ニュートリノ / 状態方程式 / アインシュタイン方程式 / 数値シミュレーション
【研究成果の概要】
我々は3次元相対論的磁気流体計算コードを開発しました。これを用いて大質量星中を突き抜ける相対論的ジェット伝搬シミュレーションの計算を行いました。この結果を用いてガンマ線伝搬過程パートの計算を行いました。その結果近年日本のIKAROS衛星が捉えたガンマ線バーストの偏光について理論的考察を行いました。また観測と整合するガンマ線バーストの非熱スペクトルを示しました。また結果は未公表ながら(2017年度、発表予定)、ガンマ線バーストの観測を良く説明する、大変画期的な結果を得ることが出来ました。これによって我々はフォトスフェリックモデルが正しいモデルであると実証したと確信しています。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
水田 晃 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 戎崎計算宇宙物理研究室 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
伊藤 裕貴 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 長瀧天体ビッグバン研究室 | 特別研究員 | (Kakenデータベース) |
松本 仁 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 長瀧天体ビッグバン研究室 | 基礎科学特別研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)