GPSのデータ同化手法の開発とプレート境界の摩擦特性の推定
【研究分野】固体地球惑星物理学
【研究キーワード】
データ同化 / GPS / 断層すべり / 摩擦法則 / 摩擦パラメータ / 余効すべり / 摩擦 / プレート境界 / 固体地球物理学 / 測地 / 地殻変動 / 地震 / 逆問題
【研究成果の概要】
プレート境界におけるすべり時空間変化を支配する摩擦特性を推定するために、GPS観測データから摩擦法則のパラメータ(摩擦パラメータ)を推定するデータ同化手法の開発を行った。この手法を2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の余効すべりに適用し、余効すべり発生領域の摩擦特性の推定を行った。その結果、従来は一定であると考えられてきた摩擦パラメータは、高速のすべり速度に対してすべりの安定性が減少するようなすべり速度依存性を示すことを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)