生体膜の構造形成、融合過程の分子レベルでの解明
【研究分野】生物物理・化学物理
【研究キーワード】
ソフトマターの物理 / 生物物理 / シミュレーション / ソフトマター物理
【研究成果の概要】
分子シミュレーションにおける膜の曲げ弾性の測定法を比較検討し、従来の平面膜のゆらぎから求める方法に補正を加えることを提案した。この補正によってこれまでより高い精度を得ることができる。また、座屈した膜において界面張力が異方性を示すことを明らかにした。この異方性は楕円関数を用いて解析的に厳密に求めることができる。脂質膜の物性を大幅に変えることのできる新しい粗視化分子模型も開発した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)