超伝導密度汎関数理論の開発と応用
【研究分野】物性Ⅱ
【研究キーワード】
超伝導密度汎関数理論 / 第一原理計算 / 高温超伝導 / トポロジカル超伝導 / 物性理論 / 超伝導 / 高圧下水素化合物 / 高圧下硫化水素
【研究成果の概要】
超伝導密度汎関数理論に関わる以下の方法論開発を行った。(1)k-meshのサイズについて収束のよい電子格子相互作用の計算法。(2)スピン軌道相互作用を考慮した電子格子相互作用の評価法。(3)奇パリティの超伝導の不安定性の評価法。これらを使ってBiS2系超伝導体、トポロジカル結晶絶縁体SnTeにInをドープした場合およびトポロジカル超伝導体Bi2Se3にCuをドープした場合の超伝導の解析を行った。また、高圧下の硫化水素の超伝導を解析するため、ゼロ点振動、フォノンの非調和性、遅延効果、バーテックス補正を考慮したMigdal-Eliashberg理論に基づく第一原理計算法の開発と応用も行った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
是常 隆 | 東北大学 | 理学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
明石 遼介 | 東京大学 | 理学(系)研究科(研究院) | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)