小型高輝度X線源のためのレーザーコンプトン散乱クラブ衝突化の実現
【研究キーワード】
逆コンプトン散乱 / 高輝度X線 / 高輝度レーザー / 高品質電子ビーム / クラブ衝突 / タイミングスタビリティ / X線 / Thin-disk レーザー / 加速器ーレーザー同期 / レーザーコンプトン産卵 / 傾き角制御 / 電子ビーム傾き制御 / ルミノシティ補償 / RF電子銃 / 大出力レーザー
【研究成果の概要】
本研究は電子ビームとレーザーパルスの相互作用によりX線を生成するレーザーコンプトン散乱において電子ビームに傾き角を付与し、正面衝突時に近いルミノシティを実現するクラブ衝突レーザーコンプトン散乱に関する研究である。現時点で,薄ディスクYb:YAGを用いたリング型再生増幅器を構築することで衝突ーザーシステムとしてミリジュールピコ秒の高品質レーザーパルス生成に成功している.なお,電子ーレーザーの衝突タイミング制御が十分でない状況にあり,今後,RF信号発生器をマスターオシレータとして2台のサーボシステムを用いるか,レーザー発振器を一つにし、パルスを分けることでジッターフリーにすることが考えられる。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
東口 武史 | 宇都宮大学 | 工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
坂上 和之 | 東京大学 | 大学院工学系研究科(工学部) | 主幹研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【配分額】13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)