カルシウムイオン駆動収縮性蛋白質の結晶融解仮説の検証のためのcDNA作製
【研究分野】生物物理・化学物理
【研究キーワード】
生物物理 / 研究試料の採集 / 赤血球収縮実験 / 理論的研究 / 作業仮説研究 / スパズモネーム進化 / スパコネクチンたんぱく質 / スパズミンたんぱく質 / たんぱく質分離精製法 / DNA一次構造分析 / 分析用超遠心機使用 / G―HAUPスペクトロスコピー
【研究成果の概要】
琵琶湖の烏丸半島の湖岸において,原生動物ツリガネムシ種の Zoothamnium arbuscula Lake Biwa の大量採集を行った。Ca2+駆動収縮の本体タンパク質のsupaconnectin のcDNA 分析用ペプチッド一次構造解析のためである。最終年度の2014年にやっと大量採集に成功した。
ツリガネムシの採集が不可能な期間には,赤血球のCa2+ 依存膜変形,特に,収縮の研究を始めた。牛赤血球においては,顕著な収縮や変形は観察されなかった。しかし,より原始的なジェノパスの赤血球を用いたところ,Ca2+添加によって顕著な赤血球収縮が起きることを発見した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
朝日 透 | | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)