X線磁気分光による磁場制御量子臨界電荷揺らぎの研究
【研究分野】物性Ⅱ
【研究キーワード】
強相関系 / 放射光 X 線 / 強磁場 / 相転移 / 量子臨界点 / 価数揺らぎ / 量子臨界 / 重い電子 / エックス線分光 / 放射光X線 / パルス強磁場 / 価数揺動 / パルス磁場
【研究成果の概要】
エックス線吸収分光実験としては世界最高の40テスラ強磁場を用い、顕著な電荷揺らぎを示す希土類金属間化合物について、極低温・磁場中の電荷揺らぎを直接的に観測した。この電荷揺らぎが、非従来型の超伝導発現などの特異な現象の原因であることが最近、理論的に示されており、磁場によって揺らぎが制御できるかどうかは、理論との比較において重要である。本研究において、いくつかの代表的な化合物について電荷揺らぎの顕著な磁場依存性が実験的に初めて見出された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
水牧 仁一郎 (水牧 仁一朗) | 高輝度光科学研究センター | 研究員 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)