液晶の数理モデルに現われる変分問題の研究
【研究分野】解析学
【研究キーワード】
ソレノイダルベクトル場 / スペクトル / 最小解の安定性 / 振動問題 / 連立形微分作用素 / 液晶 / 変分問題 / 安定性解析
【研究成果の概要】
(1)液晶,弾性体,電磁場の現象のモデル方程式に現われる振動問題における連立形微分作用素の自己共役性を与える関数空間及び境界条件を研究した。とくにソレノイダルベクトル場の空間に適切な境界条件を与えた。
(2)(1)の振動問題のスペクトの特徴付けを研究し領域摂動を特殊な(物理的に実際的な)場合について研究した。
(3)液晶やパターン形成の変分問題における局所最小解の安定性解析を行い,特殊な場合で進展した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
儀我 美一 | 北海道大学 | 大学院理学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997 - 1998
【配分額】2,000千円 (直接経費: 2,000千円)