火山活動度診断のための新しい熱流計測システムの開発
【研究分野】自然災害科学
【研究キーワード】
火山噴火 / 火山モニタリング / 火山 / 噴気地 / 熱流量 / 火山ガス / 放熱率 / 噴火 / 放熱量
【研究成果の概要】
火山活動監視能力を強化するために,噴気地の熱流量モニタリングを目的とした,全く新しい熱流計測装置を開発した.本装置は,氷箱熱流計測の原理を応用し,火山ガスが運ぶ伝導伝熱,対流伝熱および潜熱を電気的に測定する.本装置を用いて現地観測を行ない,氷箱熱流計測法との比較するために,箱根火山に観測定点を設けた.また,噴気地全体からの総放熱量を測定するために,箱根火山に置いて航空機を用いた空中赤外観測を行った.実際の火山で観測を行うことで,本装置の有効性を検証することを期待している.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)