微動測定に基づく市街地での地震被害率推定法に関する研究
【研究分野】自然災害科学
【研究キーワード】
自然災害予測 / 分析 / 対策 / 地震動 / 地震被害 / 被害予想・分析・対策 / 地震防災 / 微動測定 / 表層地盤構造 / 地盤の非線形性 / 地震観測
【研究成果の概要】
近年のM7クラスの中規模地震において,木造建物の被害集中域が見られる場合が多い.被害分析に必要な地盤調査結果は,多くの被害地域で経済的活動度が低いためきわめて限られている.そこで,微動測定を用いて表層地盤構造を簡易に推定し,地震観測記録より地盤非線形特性を推定し,基盤で推定した入射波を用いた計算により地震動の集中を評価する手法を条件の大きく異なる2地点に適用し,手法の一般性を明らかにした.
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)