残留性有機汚染物質の監視と汚染浄化におけるバイオサーファクタントの利用
【研究分野】環境技術・環境材料
【研究キーワード】
環境分析 / 有害化学物質 / 遺伝子組換え植物 / バイオサーファクタント / バイオモニタリング / ダイオキシン / PCB / アリルハイドロカーボン受容体 / 免疫化学測定方法 / モノクローナル抗体 / 遺伝子組換え抗体 / PCB同族体 / 組換え体シロイヌナズナ / モルモットAhR / IAA / カドミウム / キャリアー蛋白質 / アッセイ / AhRリガンド / GUSレポーター
【研究成果の概要】
哺乳類の生体機能の分子機構に基づき、ポリ塩化ビフェニル(PCB)などの簡便な生化学的測定方法を開発した。(1)アリルハイドロカーボン受容体(AhR)の組換え型を介したβ-グルクロニダーゼ(GUS)レポーター遺伝子発現系を導入した組換え体植物タバコとシロイヌナズナを作出して、それら組換え体植物を用いたPCBなどのGUSアッセイを確立した。とりわけ、バイオサーファクタントの使用によりPCBなどのGUSアッセイ感度が向上した。(2) PCBに特異的なモノクローナルおよび組換え型抗体を調製して、それら抗体を用いたコプラナー-PCB選択的な免疫測定(Enzyme-Linked Immunosorbent Assay, ELISA)を確立した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
太田 雅也 | 福山大学 | 生命工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
竹山 春子 | 早稲田大学 | 理工学術院先進理工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)