次世代シーケンサを用いた東南極・昭和基地周辺における菌類相の季節変動と遷移の解明
【研究分野】自然共生システム
【研究キーワード】
南極 / メタゲノム / 次世代シーケンス / 菌類 / 昭和基地 / 東オングル島 / 次世代シーケンサー / 多様性
【研究成果の概要】
本研究課題では日本の南極観測の拠点である東オングル島から異なる季節(12月(春)と2月(秋))にそれぞれ同じ地点から採取された土壌における菌類の多様性の変化についてillumina社製の次世代シーケンサーMiseqを利用してその解明を試みた。
次世代 シーケンサーで得られた配列を解析した結果、菌類では、128の集団 に分類することが出来た。この集団を詳細に解析し春と秋の季節の違いによる菌類相お変化を調べたところ、季節によって菌類相が大きく変化することが世界で初めて明らかにすることが出来た。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
辻本 惠 | 国立極地研究所 | 研究教育系 | 特任研究員 | (Kakenデータベース) |
植竹 淳 | 国立極地研究所 | 国際北極環境研究センター | 特任研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)