東京電力福島第一原子力発電所事故により環境中に飛散した放射性物質が、沈着後にどのようにふるまうのか、特に放射性セシウムの易動性に着目した研究を行った。雨水によって濃縮・拡散を繰り返す放射性セシウムの易動性を、測定法を確立した上で、原子力発電所周辺から東京都内の公立学校のグラウンドなどで測定し動態を明らかにした。また食品中の放射性セシウムについても、既存のデータと実測値を比較し、将来の動態予測を行った。
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)