水温の広域シミュレーションモデルを用いたハマダラカの生息域評価
【研究分野】環境動態解析
【研究キーワード】
環境変動 / 環境モデル / 環境情報 / 地球温暖化 / 生態系影響評価 / 健康影響評価 / 次世代環境影響評価
【研究成果の概要】
マラリアを媒介するハマダラカの時空間分布を高解像度に表すために、その生活史と気候条件の関係をモデル化した。ハマダラカの一生の多くは水のなかにあることから、土壌水分量を正確に表し、生活史の段階に応じて水温と気温に依存して生長させた。開発したモデルは代表的な観測サイトでのハマダラカの季節的消長を正確に再現をすることができた。このモデルと一般気象要素の値をモンスーンアジア全体に適用し、ハマダラカの地理的分布を得ることができた。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)