ウエットデニューダー/ミストチャンバー法による越境酸性汚染物質の富士山頂定点観測
【研究分野】環境動態解析
【研究キーワード】
環境分析 / 越境大気汚染 / 富士山
【研究成果の概要】
富士山頂における大気中水溶性酸性ガスと粒子状物質に含まれる陰イオンを観測するための分析システムを開発した。本分析システムは,酸性ガスと粒子状物質のデータ1時間に1つずつ出力する。本システムを富士山頂で稼働させ,大気中のHNO3,SO2,NO3-及びSO42-を連続測定した。後方流跡線解析より,アジア大陸で放出された高濃度のSO42-が観測地点に輸送されていることが示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
田中 秀治 | 徳島大学 | 大学院医歯薬学研究部(薬学系) | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
大河内 博 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)