短寿命代替フロン物質の地球温暖化ポテンシャル新指標の開発
【研究分野】環境影響評価・環境政策
【研究キーワード】
代替フロン / 放射強制力 / 地球温暖化係数 / 環境技術 / 気候変動 / 気象 / GWP / 気象学 / 環境評価手法 / 温室効果 / 物質輸送モデル / HFE / HFO / PFO
【研究成果の概要】
有力なフロン代替物質であるヒドロフルオロエーテル(HFE)とヒドロフルオロオレフィン(HFO)などについて、実験的にラジカルとの反応速度を推定し、大気中寿命をスケーリングにより求め、地球温暖化暖化ポテンシャル(GWP)の値を再評価した。一方、大気大循環モデルを基礎にした物質輸送モデルを改良し、これらの物質の大気中濃度分布と放射強制力を計算した。その結果を元に、全球で定常濃度になった状態で、地域ごとの放射強制力を積算した値を、短寿命物質についてのより適切なGWP指標とすることを提案した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
齋藤 尚子 | 千葉大学 | 環境リモートセンシング研究センター | 助教 | (Kakenデータベース) |
田村 正則 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 環境化学技術研究部門 | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
陳 亮 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 環境化学技術研究部門 | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【配分額】46,540千円 (直接経費: 35,800千円、間接経費: 10,740千円)