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グローバル化
に関するサイレントキーワード
国民統合
が含まれる科研費採択研究2件
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国民統合
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中国朝鮮族と回族の民族教育と民族アイデンティティ形成に関する総合的研究
【研究分野】東洋史
【研究領域課題番号】
20320113 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
朝鮮族 / 回族 /
国民統合
/ 民族教育 / 民族アイデンティティ / 移住 /
グローバル化
/ ディアスポラ / オーラルヒストリー / 中国
国民統合
/ 人口移動 / 文化伝承 / 中国近現代史 / アイデンティティ / 公教育 / イスラーム覚醒 / グローバリゼーション / 東アジア近現代史 / イスラーム復興 / 移民 / 民族政策 / 移動
【研究成果の概要】
中国の朝鮮族と回族を抽出し、民族教育の経験と民族アイデンティティの相関性について歴史社会学的研究調査を行った。その結果、1)両民族とも民族教育経験者が民族の矜持が強いこと、2)同民族内のネットワークに依拠し、漢語と民族語を駆使し対外通商業務、出国、留学、出稼ぎを行うという共通点があることが分かった。両民族は
グローバル化
の波にのった「成功した」民族であり、その鍵は民族教育にあることが分かった。
【研究代表者】
松本 ますみ 敬和学園大学 人文学部 教授
(Kakenデータベース)
【研究分担者】
小林 敦子 (新保 敦子)
早稲田大学
教育総合科学学術院
教授
(Kakenデータベース)
小林 元裕
新潟国際情報大学
情報文化学部
教授
(Kakenデータベース)
権 寧俊
新潟県立大学
国際地域学部
准教授
(Kakenデータベース)
【研究協力者】
花井 みわ
早稲田大学
社会科学総合学術院
准教授
(Kakenデータベース)
砂井 紫里
早稲田大学
イスラーム地域研究機構
研究助手
(Kakenデータベース)
清水 由里子
中央大学
文学部
兼任講師
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【配分額】18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
20世紀後半の学校教科書に表現された「歴史記述の意識」の変質に関する日米比較研究
【研究分野】社会学(含社会福祉関係)
【研究領域課題番号】
13710130 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
歴史教科書 /
グローバル化
/ ナショナリズム / ナショナルヒストリー / ナショナルアイデンティティ / カリキュラム分析 /
国民統合
/ 国民教育
【研究成果の概要】
本研究は、20世紀後半の日本とアメリカ合衆国で使われた歴史教科書の内容を分析し、そこに表現された「歴史記述の意識」(historiographical consciousness)の特徴を比較検討する教育社会学的試みである。公教育における歴史教育は、近代国民国家システムのなかでは
国民統合
の機能を果たすものである。国境を越えた人間活動の増大という20世紀後半に特徴的な社会変動が、その
国民統合
の論理にいかなる変容を迫ってきたのかを把握することが、本研究の目的である。
分析素材として取り上げたのは、1950年から2000年のあいだに日米で刊行された主として中等教育用の歴史教科書である。日米それぞれの当該領域における先行諸研究の現状に応じて、日本に関しては山川出版杜の『世界史』教科書の49の版を、アメリカに関しては様々な出版杜の101冊の教科書を収集し、ネイションに関する情報とその語られ方の変化をカリキュラム分析(ストーリーライン分析と画像分析)の手法で検討した。
本研究の分析からは、日米の両ケースにおいて、歴史教育がナショナルな枠組みを維持しながらも歴史を語るための視点を複眼化させていく現象を把握できた。その背景には、ネイション間を行き来する人間活動の増大に伴って歴史教育の方法と内容に向けられる視線が複数化したことが挙げられる。また50年のあいだに歴史教育内容がそのように変化するにつれて、教科書を通して伝達される
国民統合
の論理が、原初主義的なネイション把握より以上に近代主義的なネイション把握を基礎としたものへと推移していったことを指摘できた。20世紀後半の日本とアメリカの国民史教育に、脱<原初主義>という一つの共通した変化の傾向を見出せたことが、本研究におけるカリキュラム分析の成果である。
【研究代表者】
岡本 智周 早稲田大 助手
(Kakenデータベース)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【配分額】600千円 (直接経費: 600千円)