マイケル・ポラニーの自然科学研究
【研究分野】科学社会学・科学技術史
【研究キーワード】
科学史 / ポラニー / 化学者 / 科学研究 / ハンガリー / ポフニー
【研究成果の概要】
マイケル・ポラニーは、ハンガリー生まれの科学者である。しかし、彼についての歴史研究は、後半生の哲学者としての側面に偏っていた。本研究では、彼の物理化学者としての姿を詳しく明らかにした。ポラニーは、ギムナジウム時代から、物理化学に興味を持っていた。彼のブダペスト大学の博士論文は、吸着ポテンシャルを主題としたものだ。その背景には、化学反応の物理学的理解の探求がある。マンチェスター時代の反応速度論研究は、これと同一線上にあった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)