戦後英文学と文化、社会、労働の関係の研究――レイモンド・ウィリアムズを中心に
【研究分野】英米・英語圏文学
【研究キーワード】
文学 / 文化 / 社会 / 労働 / ニューレフト / レイモンド・ウィリアムズ / 労働運動 / 小説 / ナショナリズム
【研究成果の概要】
20世紀英文学と文化との関係を、文化、社会、労働といった観点から検討し、時代の変化への反応としての文学と文化の一側面を明らかにした。とくに、D・H・ロレンス、クリストファー・コードウェル、リチャード・ホガート、レイモンド・ウィリアムズといった作家、批評家の仕事に焦点をあてた。ウィリアムズの、これまでにあまり論じられることがなかった_Second Generation_や_Loyalties_といった小説を論じた。ニューレフト初期において重要な_Universities and Left Review_等の記事の分析にも取り組み、キーワードから現代社会を批評するという試みで共著の本を出版した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)