分子複合体用結晶の実験室X腺光学系の開発と適用
【研究分野】広領域
【研究キーワード】
X線 / 微小結晶 / 回折 / 蛋白質 / DNA / 結晶 / 複合体 / 分子認識 / 光学系 / ミラー / イメージングプレート / 構造生物学
【研究成果の概要】
実験室での生体高分子複合体用のX腺強度データ収集システムを構築した。本システムは、リガク(株)社製の回折計RAXIS-IVと微小焦点のX腺発生機FR-Cからなる。強2枚のイメージングプレートを用いて、度の読みとり時間は短縮するようになっている。X腺ビームはミラーで集光してある。本システムを用いて、蛋白質-DNA複合体、蛋白質-GTP複合体、蛋白質-蛋白質複合体のX腺強度データ収集と、それらの構造解析を行った。これらの複合体は、マウス由来の転写因子IRF-2とDNAとの複合体、分裂酵母由来の転写因子Pap1とDNAとの複合体、マウス脳海馬由来のセリンプロテアーゼNeuropsin、ヒト由来の低分子量G蛋白質RhoAとGTPγSの複合体、及びその標的蛋白質(蛋白質キナーゼ)であるPKNとの複合体、マウス由来の細胞膜-細胞骨格リンカー蛋白質radixinのFERMドメイン、及びそのドメインとIP3複合体とICAM-2複合体であり、それらの構造決定を通して、上記のデータ収集システムが有効であること示した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
東 常行 | X腺研究所 | 部長(研究職/">(Kakenデータベース) |
清水 敏之 | 奈良先端科学技術大学院大学 | バイオサイエンス研究科 | 助手 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【配分額】24,000千円 (直接経費: 24,000千円)