日米欧の消費需要行動に関する実証分析
【研究分野】経済統計学
【研究キーワード】
計量経済学 / 消費需要分析 / 消費需要 / Consumer Expenditure Survey / Misreporting / dual approach / 市場均衡 / ナッシュ均衡 / Replicator Dvnamic / ワルラス法則 / 家計消費 / 資産価格 / 多費目消費 / マクロ統計とミクロ統計の乖離 / 御記入仮説 / 寡占市場 / シミュレーション / ヨーロッパの家計消費 / アメリカ合衆国の家計消費 / 消費と生産 / バブルとその崩壊 / 資産負債構造 / 高齢者消費 / シミューレーション
【研究成果の概要】
(1)日本に関する分析:「失われた10年」における日本の家計消費・貯蓄行動について分析した。バブル前後で全国消費実態調査の個票を使った推定結果では、バブル前後で構造変化が起こった。その影響は21世紀に入っても残っている。
(2)日本とアメリカ合衆国:日本とアメリカの消費者行動の基礎になる経済統計の正確さについて検討した。アメリカではCEXデータの個票を使った分析を行ったが、両国とも耐久消費財に関してマクロ統計とミクロ統計の間でギャップが見られた。
(3)日本とヨーロッパ:高齢者消費に関する分析を行ったが、規模に関する経済性は両国とも顕著であった。この問題は集計問題と政策の両面で影響を及ぼす。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)