日本人のマグネシウム摂取状況を反映したラット肝臓内栄養素代謝に関する包括的解析
【研究分野】食生活学
【研究キーワード】
軽度マグネシウム欠乏 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 / トランスクリプトーム解析 / マグネシウム欠乏食 / マグネシウム / DNAマイクロアレイ
【研究成果の概要】
マグネシウム(Mg)欠乏の度合いは、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも重度であるが、0.02%Mg食投与では血清Mg濃度以外の血清指標に有意な変化はみられなかった。
肝臓における発現変動遺伝子数は、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも多かった。発現変動を示した遺伝子には、脂質代謝、糖質代謝、免疫応答、細胞接着に関するものが両群に共通して多く含まれており、Mg欠乏が軽度であってもこれらの機能は影響を受けることが示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)