原子レベルで解明するダイカルシウムシリケートのリン酸キャパシティと新素材への展開
【研究分野】金属生産工学
【研究キーワード】
カルシウムケイ酸塩 / カルシウムリン酸塩 / 結晶構造 / 製錬プロセス / 隕石 / 鉱物学 / 結晶学 / アルカリ土類ケイ酸塩 / 隕石鉱物 / silicophosphate / calciumdisilicate / apatite / structure / phosphate / slag capacity
【研究成果の概要】
Ca2SiO4およびCa3(PO4)2固溶体を脱リン反応に利用するマルチフェーズフラックスのメカニズムの解明を研究した。高温X線回折および単結晶構造解析を用いてNagelschmidtiteおよびSilico-carnotite相の相関係およびCa欠損サイトおよびSiO4およびPO4ユニットのランダム配列をメカニズムとする本固溶体のリン酸キャパシティに関する議論を実施した。隕石鉱物Ca-silicophosphateの解析では、Fe3+を固溶する特殊な隕石鉱物の記載に成功し成因に関する議論を進めた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
三河内 岳 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【配分額】15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)