古墳時代の村落領域と階層構成の実態―東関東における量的把握の実践―
【研究分野】考古学
【研究キーワード】
古墳 / 領域 / 地方行政区画 / 愛宕山古墳 / 羽黒古墳 / 徳化原古墳 / 三ツ塚古墳群 / 流通 / 三ツ塚第13号墳 / 調査報告書 / 階層構成 / 村落 / 地域結合体 / 常陸国風土記 / 国造 / 競合 / 土器編年 / 土師器 / 茨城県 / 三ツ塚13号墳 / 測量調査 / 三ッ塚13号墳 / 古墳時代 / 千葉東南部ニュータウン / 集落 / 量的な変化
【研究成果の概要】
本研究の目的は、国家形成期における階層構成の実態と、その基礎となる村落の基礎的・伝統的領域について東関東の資料から分析しようとするものである。分析の対象として、茨城県中央部において戦略的に古墳の調査・整理・分析を実施した。分析対象は小美玉市羽黒古墳群、水戸市愛宕山古墳、ひたちなか市三ツ塚古墳群、城里町徳化原古墳とした。研究の結果、古墳時代の間に起きた変化は流通の変化と密接に関係すること、そして7世紀における行政区画の再編成が、古墳からも分かる可能性が認められたことは、大きな成果であった。調査成果は報告書として公刊した。
【研究代表者】