古文書のウェブを目指して
【研究分野】文化財科学・博物館学
【研究キーワード】
市民参加型翻刻 / 人文情報学 / クラウド翻刻 / デジタル・ヒューマニティーズ / 古文書翻刻 / 学習ベースクラウドソーシング / 崩し字古文書 / 文化資源 / 古文書ウェブ / 古地震学の古文書資源 / 古文書のWEB / 古地震学
【研究成果の概要】
古文書のWEBを実現するにおいて、最も重要なことは古文書の翻刻、つまり、古文書のテキストを文字列にすることである。それにより、古文書のテキストの検索、リンクづけなど、WEBと呼ぶにふさわしい文書の集合体を作成することができる。
その実現法の一つとして、市民のボランティア参加による翻刻方法、クラウド翻刻(Crowd transcription)が知られており、英国などでの成功例が知られている。しかし、日本の古文書に対しては、成功例がなかったが、地震関係の古文書を対象にして、ボランティアが崩し字の読みを学習できるようにした、「みんなで翻刻」システムを開発し、これを初めて成功させた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
橋本 雄太 | 国立歴史民俗博物館 | 大学共同利用機関等の部局等 | 助教 | (Kakenデータベース) |
加納 靖之 | 京都大学 | 防災研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
久木田 水生 | 名古屋大学 | 情報学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)