マルチモーダル測定から見たコミュニケーションが動機づけに与える影響
【研究分野】実験心理学
【研究キーワード】
動機づけ / 実験系心理学 / 認知科学 / 脳・神経 / 生理心 / 脳波 / 事象関連電位 / 生理心理学
【研究成果の概要】
予測の脳活動を反映している脳波、SPNを指標とし、マルチモーダルな生理指標測定を行い、動機づけとコミュニケーションの関係と脳活動を解明することが目的である。データ分析の結果、条件間の違いは前頭部と後頭部に現れていた。表情、言語、記号条件で、その情報処理がそれぞれ異なっていることが示された。行動指標では、記号条件での動機づけ度合いが低かった。これらの結果から、動機づけの程度は与えられる情報の意味がはっきりわかるかどうかとの関連が見え、それが動機づけの向上への関与が示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小谷 泰則 | 東京工業大学 | 大学院・社会理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)