リロケーションインパクトを乗り越えるのに有効な環境デザインの研究 災害後を視野に
【研究分野】都市計画・建築計画
【研究キーワード】
リロケーション / 高齢者 / 仮設住宅 / 大災害 / 環境デザイン / 地域環境 / 健康 / コミュニティ / 仮設住宅団地 / 地域 / 環境評価 / 集会所 / 立地 / リロケーションインパクト / 災害時 / 活動量 / 人が集まる場所 / 災害
【研究成果の概要】
本研究では大災害を契機とした居住場所移動において高齢者がリロケーションインパクトを乗り越えやすい環境の条件や要素について考察を行った。福島県内の立地、規模の異なる仮設住宅居住者を対象とした3つの調査を中心に研究を行った。郊外の大規模団地では健康観の低い群で活動程度が低い傾向が見られたほか、中心市街地と郊外の団地で社会的な交流の範囲などについて行った調査では、郊外では交流が比較的団地内に凝集しやすく、町中では地元との交流に積極的な者と消極的な者に2分される傾向が見られるなどの結果を得た。一方、岩手での事例研究から仮設居住の都市化、社会化された側面とその影響が認められた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
横山 ゆりか (今井 ゆりか | 横山 ゆりか(今井ゆりか) | 今井ゆりか) | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
狩野 徹 | 岩手県立大学 | 社会福祉学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
小松 知寛 | 前橋工科大学 | 大学院工学研究科 | 修士 |
佐藤 匠 | 前橋工科大学 | 大学院工学研究科 | 修士 |
諌川 輝之 | 東京大学 | 学術振興会 | 特別研究員 |
許 錦善 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 修士 |
酒井 江梨子 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 修士 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)